ブログロールの復活
かつては、どの個人サイトにも、その書き手が気に入った他のサイトの短い一覧が載っていた。そのリンクをたどって、人はさまよった。一つの良いブログが、さらに三つへと導いた。
その習慣は、プラットフォームが発見を引き受けたときに薄れていった。次に見るものをアルゴリズムが差し出してくれるのなら、なぜわざわざ外へリンクを張る必要があるだろう。
けれど、そのさまよいこそが一番よいところだった。ブログロールは、ささやかな寛容のふるまいだ ── 自分から目をそらし、読む価値があると思う人たちへと指し示すこと。それが戻ってきているのを見るのはうれしい。同じ視線を奪い合うのではなく、互いを薦め合うとき、web はもっと面白くなる。