文章のためのバージョン管理

プログラマーは仕事のすべてのバージョンを残し、その歴史のどの瞬間にも戻ることができる。書き手はめったにそうしない。そのために私たちは何かを失っている ── 一作が実際にどのようにして生まれてきたか、その記録を。

私の記事は素のテキストファイルなので、コードが保たれるのと同じやり方で残している。一つひとつの編集が、保存された小さな一歩だ。三つ前の草稿の段落を振り返ることもできるし、いったん切ったあとで惜しくなった一行を取り戻すこともできる。

それはまた、何ものも本当に消え去ることはない、ということでもある。古いバージョンがコマンド一つ先にあるなら、まずい書き直しは悲劇ではない。書くことの歴史が、書くことそのものの一部になる。